保険の基礎

収入保障保険の基礎

家族のための保障のイメージ

収入保障保険は、死亡保険金の受取総額が契約時がピークで年々減額していくこと、毎月の分割で支払うことの2つの仕組みで、同じ条件で比較すると定期保険より保険料が安くなります。 このため、最も低コストで死亡保障が確保できる保険として登場しました。
最近では収入保障にプラスして、働き盛りの死なないリスク、つまり、傷病で働けないリスク(就業不能)を保障する特約を付けられる商品が増えています。特約の給付条件は商品ごとに異なり、三大疾病、五大疾病、五大疾病+ストレス性疾患、病気の種類は問わない商品が混在しています。傷病を問わず、障害状態と要介護状態の保障も組み込まれています。
また、リスク細分型が増えているのも最近の特徴です。たばこを吸わない健康な人は保険料が安くなります。
収入保障保険で割安に死亡保障だけ備えるか、割高になっても就業不能も備えるか、就業不能の給付条件がどこまであれば納得できるかなどをよく考える必要があります。
収入保障保険の死亡保険金の受け取り方は、①毎月受け取り、②一括受け取り、③組み合わせ(①と②)の3種類から選べます。どう受け取るかで課税される税金の種類が変わり、税金が発生したり増減することを覚えておきましょう。

収入保障保険の税金